森羅万笑

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千原ジュニアが語るジャルジャルの凄さ「このスキルをテレビがほったらかしすぎてるよね」

 

前記事に続き、今回の記事もジャルジャル応援記事になってしまった。笑

 

つい、こないだジャルジャルのネタのこだわりをこの記事で解説した。 

poteilong.hatenablog.com

 

 

「なぜジャルジャルM-1で負けたのか」なんて記事を書きながら、実はジャルジャルが負けたことをまだ悔しく思ってしまってるのかもしれない。笑

 

千原ジュニアのラジオにジャルジャルがゲストで登場した回に千原ジュニアが言っていたことがほんとうに共感出来たのでそれを紹介したい。

千原ジュニアはかなり昔からジャルジャルを高く評価している。

 

おそらくジャルジャル千原ジュニアと絡んだのは、「ざっくりハイタッチ」という番組だろう。

千原ジュニアと小籔、フットボールアワーの2人の4人がレギュラーメンバーで出演しており、その大半がロケなどの移動の車中のトークが放送されるという、ちょっと特殊な番組である。笑

しかし、その4人のクリエイティビティが発揮され、お題も何もないところから楽しい車中トークが生まれるのである。

この番組は私も好きで、ほぼ全回見ていると思う。

しかしこのクリエイティビティの高い4人がレギュラーである故、他の芸人がゲストで来ると非常に入りづらい空気になる。笑

大抵の車中トークはジュニアや小籔がボケにボケを重ね、それを後藤がどんどん突っ込んでいくという流れで進む。

これに来て、いきなり乗っかれる芸人というのはかなり数少ない。

特にツッコミ担当の人は気まずそうにしていることが多い。

そしてそんな状態が続くと小籔が怒る。笑

それもジュニアや後藤が流れを変えて笑いとして回収するのだが、やはりゲストの芸人は貢献度が低いように見えてしまうだろう。

ただ、ジャルジャルは何度かこの番組にゲストとして2人で出演しているのだが、その時に見事にこのジュニアと小籔のノリに乗っかり、何なら2人で新しいノリを作り出し、レギュラーメンバーを巻き込んだのである。

乗っかれた芸人でさえ、きっとジャルジャルだけだった気がする。

それに加えて、自分たちの流れを作り、巻き込む。

あまりフリートークなどの番組などで見ないジャルジャルだが、この時にジャルジャルのポテンシャルというか真骨頂を見た気がした。

ジャルジャルは2人でネタ作りをしており、2人ともクリエイティビティが非常に高くバランスの取れているコンビだと思う。

だから、相方が何をやろうとしているかも瞬時に伝わり判断出来ているようで、それがあの素晴らしい連携に繋がっているのだと思う。

 

実際、ジュニアもラジオでジャルジャルのことをこう語っている。

ジュ「(ジャルジャルとは)俺やらしてもらってるざっくりハイタッチなんか、もう準レギュラーくらいの感じやもんね。

こんなことをジャルジャルの前で言うのもあれやけど、このジャルジャルのね、このスキルをね、テレビがほったらかしすぎてるよね」

福徳「ジュニアさん、それもっと言うていってくださいよ笑」

ジュ「ざっくりでも、来て、あれ言うたって先輩が、それも嫌な方やん。嫌な先輩が揃ってるやん。俺、小藪、ほんで後藤、ノンちゃん(フット岩尾)。

例えば、袖でネタ見られてたら嫌な芸人やん」

福徳「笑 緊張する笑」

ジュ「そこにほりこまれて、んでレギュラーの4人やからそこでのノリというか、そういうのもあって、転校生感がすごいある中、あの立ち回りはおれすごいと思うねん」

              出典:MBSラジオアッパレやってまーす!

 

まさに上で書いた通りだ。

レギュラーの4人に2人くらいのゲストが参加して、6人でトークしていることが多い番組なのだが、ジャルジャル以外の回では4人の掛け合いについていけていないことが多い。

 

ジャルジャルはそれに乗っかるだけでなく、2人で新しい流れまで作り出している。

 ざっくりハイタッチはDVD化されていないので非常に残念だが、もしDVD化されることがあればぜひ見て欲しい。

 

ざっくりハイタッチ以外でも実はジャルジャルは活躍している。

しゃべくり007に出演した時も、コントでの笑いではなく、完全にアドリブの中で2人でかなりの笑いを取っていた。

中でも後藤の切り返しの鋭さは凄いものがあると思う。 

 

これからもジャルジャルの2人にはぜひ頑張って欲しい。

応援しています。