上沼恵美子「M-1 2017は個人的には和牛が一番」
2017年M-1決勝で惜しくも1票差で敗れた和牛 出典:和牛 プロフィール|吉本興業株式会社
M-1後、審査員のラジオを聞くのが楽しい。
共感出来た人のラジオも「ん?」って思った人のラジオも理由を聞くととても楽しい。
今回のM-1、個人的には2回自分なら違うジャッジをするな、と思うタイミングがあった。1つはジャルジャルで、もう1つは和牛だ。
ジャルジャルは決勝に進むべきだったと思うし、あの3組なら優勝は和牛ではないかと思った。
ただ確かにジャルジャルは好みが分かれるし、和牛が勝ったと思うのも自分の中でも僅差なので人の好みによって分かれ得ることは十分理解できる。
上沼さんはジャルジャルには低い得点をつけたが、決勝の投票は和牛に入れていた。なので半分納得、半分納得出来ずという感じだった。
しかもジャルジャルの時の総評は少し「ん?」と思うところがあった。
上沼さんがつけた全組への点の平均に対し、ジャルジャルに上沼さんがつけた点数はその平均を下回っている。
にも関わらずコメントでは、「ジャルジャルは良かった。チャレンジャーですね」というような内容を残していた。
にしては、点が低いのではないか、と。
大吉先生もラジオで言っていたが、ジャルジャルはいつもそうだが今回のネタは特に新しい。それ故に審査員にとっても審査がとてもむずかしい。
そしてそれ故にみんな審査後、どうコメントするかブレていたのではないか、と。
実際、大吉先生は、「松本さんが最高得点を付けた時に少しざわついた」んじゃないかと言っていた。
最も審査しづらいネタだったのではないだろうか。
ただだからこそ、「チャレンジャーですね」と新しさを褒めて終わりではなく、ネタ自体に対して審査を述べて欲しいと思った。そこが少し残念だったのだ。
ただラジオを聞いているとまさにこのことは上沼さん自身も感じていて、審査員は視聴者に審査されているのだと言っていた。
聞いていると意外と審査員愛のようなものも伝わって来て、とても良かった。
上沼「(M-1では)審査員が審査されてるんです。視聴者に。そうなのよ。この人何点入れんねん?どんな風に見た?どんな講評する?テレビの前の人が、漫才の審査もするけど、審査員の審査もしてはるんです。
責任持って(やってる)ね。特に昨日は何回か行かしてもらった中で一番最高に上手な採点したと思ってます。これで文句言われたとしても仕方ない。自信ありました。
最後の決勝の3組はもう完全に和牛でしたよ。
自分の中では3点も違いましたね。次がミキととろサーモンは一緒ぐらいでした。1点差でミキの勝ちかな。
ごめんなさい。こんなことを生放送で言うたあかんて。グランプリ取った人おんのにね。
あたしは和牛だと思いますよ。もう自信持って。そしたら松本さんもそうだったので。こんなこと言ったら悪いですけど。松本さんと巨人さん3人なんですよね(和牛に投票したのが)。
私の中では決勝の出来は和牛でしたよ。確実に。」
てつじ「ちなみにそれ、上沼さん去年も和牛っておっしゃってましたよ。」
真面目なことを話した後にしっかりボケで終わらすあたりさすがでした。笑
久々にえみちゃんねるが見たくなった。
ただどうしてジャルジャルがあの点数だったのか。それをもっと話してもらいたかった。
しつこいか。笑
どちらかというと上沼さんは聞いたら話してくれたんじゃないかと思う。
そのラジオでパーソナリティをやっていたこいちゃんに引き出してほしかったな。笑
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